最近は北海道でもイカが高くなりました。
こちらに来たばかりの頃、スーパーで発泡スチロールに入ったイカを20杯500円で買ったこともあったんですよ~。
さすがに後にも先にもそれ以上安いものに出会ったことはないですが、それでも最近は冷凍のものでも割と高いです。
イカは1杯あれば大根の煮物にしてもパスタなどに入れてもいい味がでるので、冷凍庫にありますと何かと便利なんですが。。。
今回「いかめし」に使ったのは広告の品で売っていた1杯90円のつぼぬきイカ。
つぼぬきイカは内臓もゲソも中骨もすべて取り除かれていて、胴体の部分だけになっているので解凍したらすぐ使えてとっても便利です。
まとめ買いしておきました。
北海道の郷土料理「いかめし」
「いかめし」を初めて食べたときの記憶がないのですが、本州にいたときはたぶん食べた記憶がないので北海道に来てから、だと思います。
すごーく好きになりまして近くのスーパーで自由に持ち帰れるレシピのチラシを持ち帰り、何度も作ってみました。
真空パックになったものも売ってはいるのですが、手間がかかりそうにみえてじつは簡単に作れます。
この甘辛味が無性に食べたくなる時があるんですよね~。
これはおかずなのか?ご飯なのか?おつまみなのか?ここはまだ分かりません。。。
いかめしをつくっていきます
3杯使って「いかめし」作っていきます。
圧力鍋などでもできますが、お持ちでない方もいらっしゃると思いますので普通の鍋で煮ていきますね。
イカについて
今回はツボぬきイカを使っていますが、もし処理前のものでしたらゲソや内臓、中骨の部分は取り除き、胴体だけにしておいてくださいね。
ちなみに使ったイカはすべて20cmの長さです。
使う砂糖について
先ほど触れたいかめしのレシピの中に、砂糖の一部をザラメにすることがすすめられていました。
レシピはなくしてしまい、自己流でつくっているのですが、ザラメを使うというのは守っています。
ザラメとは中双糖ともいい、あのカステラの下のじゃりじゃりとしたおいしい部分のお砂糖のことです。
ザラメを使うことでコクとつやがでるようですので、もしあれば使ってみてくださいね。
一つ買っておきますと、煮豆や煮物を作るときにも使えます。
3杯分の材料
- もち米 1合分
- イカ 3杯
- 出し汁 600cc
- しょうゆ 大さじ5
- 酒 大さじ3
- 砂糖 大さじ3
もち米ですが、20cmのイカ3杯分の量ですのでイカの大きさに合わせて増減してくださいね。
つくりかた
1・もち米を洗い1時間ほど水に浸しておき、ざるにあげて水を切ります。
ちなみに北海道弁では、水に浸すことを、うるかす、といいます。
「もち米,うるかしといてね~」というかんじで使います。
2・イカの中にスプーンを使ってもち米を詰めていきます。多くても7分目くらいまで入れます。それ以上入れますと破裂します!!つまようじで口を止めます。
3・鍋に調味料と出し汁を入れて沸騰させたらそこにイカを入れ、強火にして再沸騰させます。
4・沸騰したら弱火にしてクッキングペーパーなどで落し蓋をして50分~1時間ほど煮ていきます。ときどき煮汁をかけたり、イカをひっくり返したりしてくださいね。
5・イカ飯を食べやすい大きさに切り、煮汁をかけて出来上がりです♪
中はもちもち、外はぷりぷりの「いかめし」の完成です♡
残った煮汁でもう一品
このレシピでつくりますと、たぶん煮汁が残ると思います。
この煮汁でもう一品おいしい煮物ができます!
じゃがいもを適当な大きさに切って、この煮汁に入れて落し蓋をし、強火にしてわ~っと煮ます。
沸騰したら弱火にして、崩れるくらい柔らかくなるまで煮ます。
「イカの風味のじゃがいもの煮物」ができあがり♪
煮汁だけで絶品の煮物ができますよ~。
ほかにも、煮汁の中にたまごをかきたま風にして溶かし入れて、ご飯にのせて食べてもおいしいです。
まとめ
まるごとのイカのおいしさを存分に味わえるお料理です。
この甘辛味がやみつきになると思います。
北海道のお土産で買われる方も多いと思いますが、おうちでも簡単に作れますのでイカが安く買えた時にはぜひぜひ作ってみてくださいね♪