北海道の郷土料理🐟鮭のアラを使って「三平汁」
先日回転ずしに行きました。
日替わりの汁物があるのですがその日は「鮭のアラ汁」。
三平汁、とも呼ばれ、北海道の郷土料理の一つです。
同じように鮭を使う石狩鍋と具材も似ていますが、味噌味の石狩鍋と違って基本は塩味仕立て。
塩漬けにした魚とじゃがいもやにんじん、大根などの野菜を昆布でとった出し汁で煮て食べます。
北海道では鮭のほかにタラやホッケ、ニシンなどの魚を使いますが、塩鮭などでもつくれますのでぜひつくってみてください。
つくっていきます
用意するもの(5~6人前くらい)
- 鮭のアラ 300gくらい
- 大根 半分~1/3本
- にんじん 中1本
- じゃがいも 中4個
- 昆布 適宜
- 水 1800cc
- 塩 お好みで
- 酒 大さじ3
- トッピングの長ネギ・ゆず
こちらが鮭のアラです。
ヒレや骨からも旨みが出ます。
スーパーで通常の鮭の切り身の半額ほどの値段で売っています。
つくりかた
1・鮭の下処理をします。鮭は適当な大きさにぶつ切りにして塩を振って10分ほどおきます。ざっと熱湯を回しかけておきます。
2・大根・にんじんは厚めのいちょう切り、じゃがいもは食べやすい大きさに切っておきます。
3・鍋に水・昆布・大根・にんじんを入れて火にかけます。
4・大根・にんじんに8割ほど火が通ったらじゃがいもも入れます。
5・じゃがいもにも8割くらい火が通ったら下処理しておいた鮭を入れて煮ていきます。アクが出てくるのでていねいに取り除きます。
アクをきれいにとらないと臭みが残ってしまうのできれいに取ってくださいね。
6・最後に酒と塩で味付けします。
7・器に盛り、長ネギとゆずの千切りをのせたら出来上がりです♪
ゆずを入れるとさっぱりしておいしいのでぜひ入れてみてください。
お好みで七味を振っていただきます。
さいごに
魚を使った汁物は北海道は多いです。
身体があったまるので寒い北海道の冬にはぴったり。
先日回転寿司で食べたものはもっと脂が乗った鮭だったのですがトラウトサーモンだったのかもしれません。
トラウトサーモンでも今度つくってみようと思います。
アラが手に入ったらぜひ作ってみてくださいね♪