鮭でつくる北海道の郷土料理
鮭は切り身で買うこともありますが、お得ですので写真のように半身になっているものをよく買います。
生鮭の半身で約500円でしたので、やっぱり北海道はお安いですね~。
そのうえ鮭はほんとにどんな料理にでも使いやすい万能食材ですので、我が家の食卓に登場する率はかなり高いです。
今回は北海道の郷土料理「ちゃんちゃん焼き」と、こちらも北海道の有名な郷土料理「石狩鍋」をお味噌汁にアレンジした「石狩鍋風のお味噌汁」の2品をご紹介させていただきます。
鮭の半身があれば、約4人前が2品できます。
もし生鮭が手に入らなければ、甘塩タイプのものでも代用できます。
鮭のちゃんちゃん焼き
用意するもの
具材
- 鮭 鮭の半身2/3くらい(切り身でしたら4切)
- キャベツ 1/4個
- 玉ねぎ 中1/2個
- しめじ 半パック
- にんじん 5cmくらい
- もやし 1袋
- バター 1かけ
合わせ調味料(よく混ぜ合わせておきます)
- 味噌 大さじ4
- 砂糖 大さじ2
- 酒 大さじ4
つくりかた
1・鮭は骨をできるだけとり、食べやすい大きさに切って軽く塩こしょう(分量外)をしておきます。
2・野菜もすべて食べやすい大きさに切ります。
3・バターをひいたフライパンで一度鮭の身(皮が上)のほうから焼き、ひっくり返して両面焼いたら、取り出します。
4・鮭を焼いていたフライパンに野菜をすべて入れ、その上に鮭を並べ、その上から合わせておいた味噌をたらたら~っと回しかけます。そしてバターものせます。
5・蓋をしたら火をつけて弱めの中火で焼いていきます。野菜が多いように感じますが、だんだんかさが減ってきますので多いくらいでちょうどよくなります。野菜の水分が出てきますので蒸し焼きのようなかんじになりますが、焦げないように気をつけてくださいね。
6・野菜が柔らかくなりましたら出来上がりです♪(出来上がりの写真を撮り忘れました。。。)
お皿に移してもいいですが洗い物も減りますし、このほうが冷めにくいということにして、フライパンのままいつも食卓に出してしまいます。
具材と味噌を絡めながら、お好みで七味唐辛子をふってお召し上がりください。
この甘めの味噌バターのコクがおいしいですよ~。
アレンジ方法
フライパンで作ることが多いですが、一人分ずつアルミホイルに包んで焼くこともありますし、この方法はBBQにもおすすめです。
ミニサイズにして人数分持っていきますと食べやすいですし、喜ばれますよ~。
また、人数が多いときはホットプレートでつくることもあります。
野菜もピーマンやアスパラ、じゃがいもやなすやエノキなどなんでも合いますが、味噌の味が薄まってしまいますので水分の出にくい野菜のほうがおすすめです。
ですので白菜でもできますが、どちらかといいますとキャベツのほうがいいと思います。
使う魚ですが、鮭だけではなくほかの魚でもよいですし、イカや鶏肉を使ってもおいしくできますよ。
いろいろ試してみてくださいね♪
石狩鍋風お味噌汁
用意するもの
- 鮭 半身の1/3
- じゃがいも 1個
- 大根 5cmくらい
- にんじん 1/2本
- エノキ 1/2パック
- 春菊 1/4束くらい
- 味噌 適宜
- バター 1かけ
- 出し汁 700cc
つくりかた
1・鮭は酒(分量外)をふって少々おき、そのあと臭みをとるために一度さっと熱湯を回しかけておきます。
2・出し汁に中に食べやすい大きさに切った大根とにんじん、じゃがいもを入れ柔らかくなるまで煮ていきます。
この日あると思っていたじゃがいもが冷蔵庫のなかに珍しく入っていなくて写真にじゃがいもが入っていないのですが、ぜったいおいしいですのでいれてくださいね~。
3・柔らかく煮えましたら鮭を入れ、火が通ったらそこにエノキと春菊を入れてさっと煮ます。
4・火を止めて味噌を溶かし入れ、最後にバターを落として出来上がりです♪
こちらも七味をお好みでふってお召し上がりください。
とっても簡単なのにごちそう味噌汁ができました。
具材は、ほかにも豆腐を入れたり白滝を入れたり、お好きなものを入れてくださいね。
春菊ですが、たまたま我が家の庭に春に種で植えたものが育ちすぎてしまっているのでいれました。
春菊は虫もつかなくてとても育てやすいので植えておくと便利です。
時期によっては高いですので入れなくてもよいですが、でも入れますと味が締まりますのでおススメ食材ではあります。
まとめ
魚を使った汁物は本州にいる頃はあまり飲んだことがなかったのですが、北海道はわりと三平汁やカジカ汁など魚を使った汁物が多いです。
最初はそんなに好きではなかったのですが、最近では自分でもつくるようになりました。
ちゃんちゃん焼きもあっという間にできる簡単なお料理ですし、味噌バターがおいしくてきっとはまってしまうと思います。
ぜひ作ってみてくださいね♪