無印良品の発酵ぬか床を使っています
ここ何年ぬか漬けを楽しんでいるのですが、新たにぬか床を仕込み直しました。
今回はこの無印良品の毎日のかき混ぜが不要の「発酵ぬか床」です。
しばらく使ってみましたが、わたしの好みにはぴったりの味で使い勝手もとてもよかったのでレポをまとめてみました。
参考になればうれしいです。
おススメポイント4つ♡
- 毎日のかき混ぜが不要・・1週間放置することがたまにありますが、ぜんぜん大丈夫です!冷蔵庫保管です。
- 買ってきたその日から漬けられる・・発酵させてあるのですぐに使えます。ぬか床を一から仕込むのはハードルが高いですので。。
- チャック付きの袋になっているので容器を揃える必要がない・・容器を揃えても続けられるかどうかが心配で。。。という方にはとくにおススメです。
- 補充用ぬか床も売っています・・ぬか床の調整ってわりと難しいですので、ぬか床が減ってきたな~と思ったらこれを足せばOKです。
漬ける前に...
捨て漬けとは?
余分な塩分を吸わせたり、新しいぬか床の発酵を促したりするのに必要な作業の捨て漬け。
にんじんや大根の皮、キャベツの芯などをぬか床に埋めて2、3日経ったら取り出します。
塩分がちょうどよくなり味がまろやかになるまで何回か繰り返します。
無印良品のぬか床は必要ないとのことですが。。。
キャベツの芯があったので一応埋めておきました。
2日後にぬか床から出してかじってみるとかなりしょっぱいです。
塩分が気になる方は一度でよいと思いますので捨て漬けしたほうがいいかもしれません。
食材別の漬け時間まとめてみました
すべて冷蔵庫にて保管の漬け時間となります。
きゅうり
下ごしらえ
端を落とし固そうな皮の部分をところどころむき、少量の塩を表面に擦りこみます。
袋に入らなそうでしたら半分にカットします。
漬け時間
12時間では少々漬かり具合が浅かったです。
浅漬けが好きな方はよいと思いますが、わたしは冷蔵庫にて24時間漬けています。
にんじん
下ごしらえ
にんじんは時間がかかるので皮をむき縦半分に切り、少量の塩を擦りこみます。
漬け時間
最低でも24時間、おススメは1日半です。
ながいも
下ごしらえ
ながいもは洗ってひげをとったら皮付きのまま漬けることができるようなのですが若干抵抗があるので皮はむいています。
太いところは半割に。
ぬめりはありますがこのまま漬けてしまって大丈夫です。
変色が気になるようでしたらさっと酢水につけて水気を拭き取ってから漬けるとよいようです。
漬け時間
8時間ぐらいですともう少し漬けたい感じでした。
最低でも12時間は漬けるといいと思いますが、好みは1日半でした。
パプリカ
下ごしらえ
縦に四つ割りにして中の種をとり除き、くぼみ部分にもしっかりぬかを埋め込みます。
漬け時間
パプリカは早く漬かるかなと思いましたが6時間はまったくつかっておらず、8時間、10時間でも味がしっかり入っていなくてもう少し漬けたい感じでした。
思い切って24時間漬けたところばっちり漬かっていました。
意外にもパプリカは時間がかかるので早く漬かってほしいときには皮をところどころむいたり、塩を擦りこんでおくといいようです。
ちなみにパプリカの匂い移りも気になるところかと思いますが、全然大丈夫です!
気にせず漬けてみてください♪
アボカド
漬けるアボカドの選び方
完熟のものですと柔らかくて漬けにくいですが、反対に固いものを漬けたとしてもおいしくなりません。
あまり参考にならなくて申し訳ないのですが、最近「食べごろアボカド」というのが売っているので少々割高ではあるのですが失敗するよりはいいかな~と思ってそれを買っています。
その中で一番固いものを選ぶと失敗がないようです。
下ごしらえ
アボカドを半分に切り種をとって皮をむきます。
ぐいぐい押し込みますとつぶれてしまうので種を抜いたところにぬかをふわっと埋め込み、そーっとぬかをまとわせるようなかんじで埋め込みます。
漬け時間
8時間後に取り出してみました。
漬け込んだ時より柔らかくなっているのでアボカドの下にそっと手を入れてすくいだすようなかんじで出してください。
8時間漬けたアボカドはわたしの好みではちょうどよかったのですが、家族は12時間のほうがよいとのこと。
お好みで漬けてみてくださいね。
ゆでたまご
たまごを漬ける際の注意点
- 固ゆでたまごでつくること
- 漬ける間も常温ではなく、必ず冷蔵庫で漬けること
- 新鮮なたまごで漬けること
- できればその日のうちに食べきること
下ごしらえ
固ゆでたまごをつくり殻をむき、丸ごと漬けます。
漬け時間
12時間と24時間で比較してみました。
12時間のほうは優しい味わいでありながら塩分・酸味ともちょうどいいかんじです。
24時間のほうはしっかりした味ですので、濃い味が好きでしたら24時間漬けてみてください。
チーズ
下ごしらえ
どこででも手に入るQBBのプロセスチーズを使っています。
ノーマル、スモーク、カマンベール味の3種類を使いましたので若干の味や色の違いを楽しめます。
とくに下ごしらえはありません。
漬け時間
12時間のほうは塩分の入り具合もちょうどよく、食感もチーズの濃厚さとねっとり感がきちんと残り、燻製のようでおいしいです。
24時間ですが、味はおいしいのですが水分がちょっと抜けすぎたように感じました。
こちらを細かくカットしてオリーブオイルとブラックペッパーをかけてたべてもおいしいですよ。
アスパラガス
下ごしらえ
サッとゆでて粗熱をとっておきます。
漬け時間
12時間漬けてみましたところアスパラのシャキシャキ感は残しつつ、ぬかの味もちょうどよく入っています。
24時間漬けたものはくたっとなって柔かくなりすぎてしまいました。
北海道の新鮮なとれたてアスパラを生で漬けてみたのですが、こちらは24時間漬けたもののほうがおいしかったです。
さいごに
すべてに共通する点ですが、こちらはすべて冷蔵庫で漬けたものの時間ですので常温でしたらもっと早く漬かります。
とても手軽に始めることができますし、続けるのもとてもラクなぬか床ですのでほんとにおススメ♡
発酵食品は体にもいいですのでぜひ挑戦してみてくださいね♪