じゃがいもだけでつくれる「じゃがいものガレット」
最近の記事でもご紹介させていただいた、じゃがいも詰め放題。
まだまだじゃがいも、たくさんあります。
今日は「じゃがいものガレット」を作りました。ガレット、と
ガレット、と言いますと最近テレビなどでよく見かけるそば粉を使った茶色のクレープにチーズやベーコンの乗ったものを思い浮かべますが、そもそもは丸くて平たい料理のことを「ガレット」とよぶそうです。
じゃがいもをとにかく細く細~く切って、まあるく固めて焼いたこのお料理もガレット、といいます。
見た目、なんだかめんどくさそうに見えますが、ものすごーーく簡単です。
しかも基本のシンプルレシピはじゃがいものみ。
家にじゃがいもしかない、なんてときによくつくります。
なにせ北海道にきてから、たぶんじゃがいもは家から切らしたことはないかもしれません。
お値段も安いですし、頂くことも多いので絶対といっていいほど必ずあります。
ですので、じゃがいも料理はどうしても多くなりますが、これはよくつくるレシピの一つです。
用意するもの
- じゃがいも 小8個
- にんにくのすりおろし 小さじ1くらい
- 塩こしょう
- オリーブオイル
じゃがいものガレットをつくるときの3つのポイント
ポイントさえ抑えれば、失敗することはないと思います。
大きく3つのポイントです。
1.とにかく細くきること。
2.切ったら絶対に水にさらさないこと。
3.多めの油でヘラでぎゅーっと押しながらじっくり焼くこと。
このポイントを抑えながら作っていきます。
小さめのフライパンのほうが作りやすいですので、今回は直径20cmのフライパンで作ります。
*一つ目のポイント
じゃがいもをこんなふうにとにかく細く切ります。
だいたい2mm細さくらいでしょうか。
火の通りも早くなりますし、丸い形も作りやすいです。
切ったものをボウルに入れます。
*二つ目のポイント
ここで絶対に水にさらさないこと。
水にさらしますと、でんぷんが流れてしまい、じゃがいもどうしがくっつかなくなって、ばらばらになってしまいます。
切ったじゃがいもをボウルに移しましたら塩こしょう適宜、にんにくのすりおろし(チューブでOK)を小さじ1ほどを手で混ぜ込みます。
水分が出てきましたら絞っておきます。
*三つ目のポイント
次にフライパンをあたため、オリーブオイルを大さじ2ほどいれて熱します。
そこにさきほどのじゃがいもを入れます。
火加減はずっと弱火でじっくり焼く、が3つ目のポイントです。
そうでないと外側だけ焦げてしまい、中が生焼けになってしまいます。
ヘラで上からぎゅーっと押しつけながら焼いていきます。
底面に焼き色がつき、じゃがいもに火が通ってきたら、フライパンにお皿をかぶせてひっくり返します。
ゆっくりと滑らせるようにフライパンにもどし、裏面もじっくりと火を通していきます。
じゃがいもに火が通り、まわりもかりっと焼きあがりましたら完成です♪
一人分ずつ小さく作ってもいいですね。
このまま食べてもおいしいですが、ケチャップをつけて食べてもおいしいですよ。
じゃがいものガレットのアレンジ方法
ほかにもローズマリーやバジルの粉末を混ぜ込んだり、焼きあがったものにチーズをのせて軽くトースターで焼いてもおいしいです。
すこしおかずっぽくしたいときには、鮭をあいだに挟んで焼くこともあります。
じゃがいも×鮭は相性が良くてこれもおいしいです。
さいごに
このガレット、嫌いな人はいないと思います。
難しく見えますが、意外と簡単ですし、いろいろアレンジがききますのでぜひ試してみてくださいね。